その命、私が頂戴いたします。
そう会話からわかるとおり窓の外で話しているバイクの集団は涼花の前総長、副総長、幹部。現総長、副総長、幹部。


今の会話はお父さんとお母さんには聞こえてないみたい


最「の、のあ?なにされるのかな…?」


乃「わ、わかんない…でも、大丈夫だよ。きっと」


最「そうだよね…大丈夫だよね!」


お互いに励まし合い手を繋いでいた


そしてその何かはいきなりやってきた


ブォ-ンッブォンッブォンッ


私たちの乗っている車の前に4台のバイクが横から出たり入ったりしているのだ


そのせいでお父さんはとても危ない運転になっている


車ごと止めればいいのだが後ろには他の4台のバイクが走っており下手に止めるとバイクがぶつかってくるかもしれないのだ


今だからわかるが、前にいたのは現総長、副総長、幹部。後ろにいたのが前総長、副総長、幹部だった。


お父さんはなんとかふりきろうとしたがハンドルの動きが上手くいかず、思いっきりガードレールに突っ込み車ごと横転した。

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