その命、私が頂戴いたします。
旅行の荷物に埋もれていた私と最愛はかろうじて意識はあったが、お父さんとお母さんは目を閉じていた


乃「……も…あ?…もあ?…だい…じょうぶ?」


最「ん…の…あ?…だいじょ…うぶだよ…」


そんな会話をして意識を飛ばさないように頑張っていたとき


車の外から聞こえた声に私は怒りを覚えた


それは最愛も同じなようで拳をぎゅっと握っている


だってそうでしょう?

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