団子屋の中でいなり好きですか?(中)
五月雨の・・
博雅は、朝早くから(晴明・晴明は、いないか。)大きな声が聞こえてくる。その声を聞き頬を赤くし朱雀が出迎えに来た。、晴明がいる部屋に通した。。(1ヶ月前に宮廷で楽器の妖魔を退治したとき。琵琶の弦が一つ切れた妖魔がいたよな。)そういえば(いたな。そのあと妖魔がどうした)(その妖魔が夜中に枕元に現れて)(弦を直してくれてありがとう。この館に住み着くから。よろしく)(と言われたからどうしようと思って相談に来た。)(いいんじゃないかそのまま。)(人ごとみたいに言って。)その会話を聞いていた黄菜子は (いったん話を止めてご飯にしませんか?)(黄菜子殿のご飯、久しぶり食べるな。楽しみだ。)雨が、しとしと降る梅雨の時期。今日の献立は、山菜たっぷりご飯。 鶏肉の梅香焼き。卵とひじきの卵焼き すまし汁、山ブドウと寒天で作ったゼリー。ご飯を作り初めてすぐにまた、誰かの視線を感じた。女性の視線を1ヶ月前と同じ、何か感じた。うら門をふっとを振り向くとこちらを見ている。ただ、見ているより誰かに対して嫉妬している視線だ。黄菜子は、会釈するとふぅ~と消えた。目は、鋭い。(何かきみが悪い。晴明さんに相談しよう。)
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