umbra 〜約束の日〜
_________________
次に起きたのは朝だった。 喉がカラカラ。 とりあえず昨日あったことを思い出す。 確か、あの場所に行ってから・・・・・ あ、俺、やられたんだな。 熱なのにあんな事になったからな。とんだ災難だ。
ここはどこだ?昨日起きたような気がするけど、全然覚えてない。俺何するために起きたんだっけ。
そういえば俺、ここなんか見覚えがあるような、無いような・・・・・ 隣で寝ている麗に聞こうかとおもったが、気持ちよさそうに寝ているから起こすのは悪いな。でも、それ以上にこのグッショリとしたシーツで寝かせておくのがもっと可哀想。 まぁ、俺のせいで濡れてんだけどさ。このシャツもぐっしょり。上だけ脱ぐか。
昨日の夜よりは熱は引いているが、まだ8℃以上はありそう。麗を抱っこしてソファーに移動する。ここは病院っていうよりも誰かの部屋だな。 俺はソファーに座り、膝辺りに麗の頭が来るように寝かせる。 世間で言う膝枕な。