umbra 〜約束の日〜
「俺、もう寝るから邪魔すんなよ。」
朔夜と話していて忘れていたけれど、ここに来たのは本来、寝るためだ。 朔夜に会うためではない。さっきまで考えていたことを無理やり忘れて寝る体制に入る。
「あぁ。 ゆっくり休めよ。 まだ病み上がりなんだから。 俺も教室にでも行くかな〜」
一気に眠気が襲ってくる。 俺の睡魔は恐るべし。 寝ようと思ったら秒で寝れる。だから朔夜があんな言葉を言ってたなんて気づかなかった。
「あ、そうだ。今日、麗ちゃんが迎えにくるって笑笑」