umbra 〜約束の日〜


「そ。 ちょっとあそこ寄ってから行く。 そこで待ってろ。」












「ハイハイ。 お気を付けて〜」











朔夜がそう言って電話が切れる。 あいつらまた俺の家かよ。












靴を履き替えて外に出る。 何か雨降りそう。 空は俺と同じ気持ちなのかどんよりしていた。










_________________














「ねぇ、朔夜ー!! 燐ビチョビチョなんだけどー!!」












俺が帰った瞬間に言われた言葉。 おかえりとか無いのな。俺の姿を見たらそんなの言わねぇか。












「あー 雨降っちゃったんだww どんまい。」





自分のことじゃないから気楽だよな、朔夜は。 まぁそういう奴か。






< 53 / 322 >

この作品をシェア

pagetop