umbra 〜約束の日〜
「そ。 ちょっとあそこ寄ってから行く。 そこで待ってろ。」
「ハイハイ。 お気を付けて〜」
朔夜がそう言って電話が切れる。 あいつらまた俺の家かよ。
靴を履き替えて外に出る。 何か雨降りそう。 空は俺と同じ気持ちなのかどんよりしていた。
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「ねぇ、朔夜ー!! 燐ビチョビチョなんだけどー!!」
俺が帰った瞬間に言われた言葉。 おかえりとか無いのな。俺の姿を見たらそんなの言わねぇか。
「あー 雨降っちゃったんだww どんまい。」
自分のことじゃないから気楽だよな、朔夜は。 まぁそういう奴か。