片翼の運命

でもこれって今日だけの話なのかな。

少なくともこれから一週間くらいはこの席のままだろう。
それまでは前に彼がいるということだ。

「守尾は部活やってねーの?」

「うん。委員会入ってるし、良いかなって」

「どこ委員会?」

「保健委員会」

へえ、と関心を持ったように船川が言った。船川も二人の男子と一緒にいて、その男子たちもわたしの方を見ている。気まずくて、「じゃあね」と別れを告げた。

わたし、色々出遅れたな……。

夏菜子と同じだったクラスの子と、船川としか話していない。


< 14 / 152 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop