絶対好きにならない
なぎちゃんは、私が花火大会に行っている間、辛い思いしてた、なんて・・・
『なぎちゃん・・・ごめん・・・ごめんね』
『く、胡桃??な、泣かないでよ・・・』
『ごめん・・・ごめん』
ただ、泣くことしかできなかった・・・
私だけ楽しい思いしてしまって・・・ごめん。
私は、花火大会の日に唯翔に告白されたことを言いたかった。
誰よりも一番に・・・
でも、こんなに辛い思いをしているなぎちゃんに言うことができない。