絶対好きにならない
悲しげといか・・・寂しげな表情を見せる。
「好きなの?」
「わからないんです・・・。でも、花火大会の日に告白されたんです」
私に対してすごく意地悪だし・・・
私のこと、嫌いだと思ってたんだけどね・・・
「返事は?」
「・・・まだしてなくて・・・」
「へぇ〜、ならよかった」
あ、笑顔に戻った。
何がよかったんだろう・・・。
「胡桃ちゃん、外行ってくるね」
オーナーさんがそう言って、外に出て
しまった。