干物ハニーと冷酷ダーリン


「…あれ?黒崎さん達は?」



編集部には、床に転がっていた三野さんや他の人の姿もなかった。


あの黒崎さんまでも。




『他の奴らは、帰ったぞ。お前がまだ残ってるとは思わなかったがな』



マジですか。

あたし、置いていかれた?



「水城さん、皆さんお帰りの時に声かけて下さいよ…って、水城さんまでもわたしの存在忘れてました?」



この仕事押し付けた張本人なのに。



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