干物ハニーと冷酷ダーリン


『白田先生は、まだ時間があるからって画材買いに行ったよ』



もぐもぐもぐ。
ちゅーちゅーちゅー。
ごっくん。

このコッペパン美味しいな。




『ねぇ、川本聞いてる?』


「あー、はい。聞いてますよ」


『なら、頷くなり返事するなりしてよ。心配じゃん。俺の存在が危ういかと思っちゃうじゃんか』


「大丈夫ですよ。黒崎さんが居なくなっても言われた事は一言一句忘れませんからあたし」


『なに?やっぱり怒ってる?さっき俺が言った事、怒ってるの?』



「……………別に」



今さら、黒崎さんに何を言われようがさして気にもしませんけど、、、


『ごめんって。川本がその気が無いこと分かってたから、あえてからかってみたの』



このオヤジ、あたしで遊びやがったな。
戻ったら絶対に水城さんにチクってやる。
それで、チャラだ。

鬼のイカヅチを食らうがいい。








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