永遠に覚めることのない夢
あらあら。
いい事言うじゃないの。

「いいわね!」

私は、パチンと両手を叩いた。

「じゃ、約束ね!ゆーびきーりげーんまーん………」

本当、子供みたい、と思いながら、私はニコリと彼女に微笑む。

目頭から、今にも溢れ出てきそうな涙を堪えながら………

そして、彼女は満足げにニコニコと笑う。

あぁ。
結局、あの人には会えなかったな。

まぁ、でも、これでも良い。
今がとても充実しているのだから。
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