永遠に覚めることのない夢
親や親戚に祝われるのも良いけれど、友達と互いに祝い合うのも、悪くないわね。

「でも、残念だなぁ~。」と、彼女は言う。

「何故?」

「だって、あたし達、学校違うじゃない。」

あぁ、そうか。
そうよね、それは、残念よね。

「ねぇ、聖子ちゃん!」

「なに?」

「卒業しても、また、会おうね!」
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