白い糸
彼は今、安静に眠っている。

麻酔科が切れれば目が覚めるだろう。

私は、着替えて今井君の病室に向かった。

「きょー君、約束果たせたかな…」

そう呟くと、ベッド脇の椅子に腰をかけた。

私は、全身に張り巡らされてた緊張が解け、眠ってしまった。
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