走馬灯
三男はまだ4年生で

ほぼ初対面だった。

人見知りなのか

もじもじしている。


でも俺の顔をジーッと見つめている。

俺の顔を記憶の中に

焼き付けるかのように・・・。


こうして俺は

成長した兄ちゃんの

三人の息子たちに

逢うことができた。


俺の甥っ子たち。

三人とも幸福になって欲しい・・・。


やはり彼らに逢うのも

これが最後だった。


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