走馬灯
母さんは毎日朝から酒を飲んでいる。


いつも泣きながら

“ごめんね~。ゆうじ。

こんな母さんを許して。”と言う。

母さんも頭ではわかっていて、

このままではいけないと

思ってはいるようだった。


いつも今日は絶対に飲まない!!と約束する。

そして俺と兄ちゃんで酒を隠してから学校に行く。

帰って来るとまたすぐに買って来て飲んでいる・・・。


それの繰り返し。

父さんは

“少し自分で気がつくまでほっておけ!!”

と言う。


でも俺はとっても心配だった。

母さんの体が・・・。

もともと体が弱く、

病弱な母さんがとても心配だった。

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