おはよう、きみが好きです
ーージュッ!!
「うっ……」
腕に、湯がかかる。
沸騰してなかったのか、我慢できる程度だった。
でも、服をめくると赤くなってる。
「なっ、なんで環奈のこと庇ったの……?」
「そんなの……友達なんだから、当然だよ」
驚きと戸惑いが入り交じったような顔であたしと腕を交互に見つめる環奈ちゃん。
「友達……環奈が??」
「そうだよ、環奈ちゃんはあたしの大切な友達!」
そんな環奈ちゃんにニコッと笑って見せた。
一人ぼっちだったあたしの友達。
八雲がくれた繋がりが、あたしをこうしてみんなと引き合わせてくれた。
その出会いを、大切に守りたいんだ。
「だって、環奈酷いことばっかりアンタにしたのに……」
「あたしはむしろ、ハッキリしてる環奈ちゃんが好きだと思った。あたしは、すぐ言いたいことを隠しちゃうから……」
だから、環奈ちゃんが羨ましかった。
何もかもを持ってる環奈ちゃんが。
でも、そんな環奈ちゃんと友達だってことを誇らしくとも思うんだ。