マ王の花嫁
「たとえサイズが合っても、俺がおまえのブーツを履く事はない」
そう言ったライオネル王は、怒っている様子はなく、むしろ・・・笑っている。
そして、王の大きな右手は、馬車に乗った時からずっと王の膝上にいるウルフを、優しく撫でたまま。
「そうっすよ王妃様。そんなことしたらライ王死にますよ!」
「・・・え?」
「 やはり王妃様はご存じないのですね。ロドムーンや近隣諸国区域では、“他人の靴を履く者は、近いうちに死ぬ”という迷信がありまして」
「まあっ!」
・・・それで誰も「ブーツを貸しましょう」と言わないどころか、貸そうともしなかったのか・・・。
そう言ったライオネル王は、怒っている様子はなく、むしろ・・・笑っている。
そして、王の大きな右手は、馬車に乗った時からずっと王の膝上にいるウルフを、優しく撫でたまま。
「そうっすよ王妃様。そんなことしたらライ王死にますよ!」
「・・・え?」
「 やはり王妃様はご存じないのですね。ロドムーンや近隣諸国区域では、“他人の靴を履く者は、近いうちに死ぬ”という迷信がありまして」
「まあっ!」
・・・それで誰も「ブーツを貸しましょう」と言わないどころか、貸そうともしなかったのか・・・。