マ王の花嫁
幸い、サーシャの暴挙―――ライ様を殺そうとした事―――は、表沙汰にはならなかった為(ライ様の配慮のおかげだ)、その事を知っているのは、ごく一部の者だけに留まっている。
それでも、暴挙に対する罪は償わなければならない、という事で、サーシャは、ロドムーンの隣国、クリーグンに開校される、メディカルアカデミー設立の手伝いをする事になった。
これも、ライ様の配慮は勿論の事、サーシャは折角薬草の知識が豊富なのだし、術者としての才能もあるのだから、それを人を殺める為でなく、誰かの助けになる為に役立てるべきだというエイリークの主張のおかげだ。
「僕がしっかり見張っているから、もう二度とサーシャにはそんな真似をさせない」と言うエイリークは、どうやらサーシャの事が好きなのではないだろうか。
だって、サーシャを見る目も、どことなく優しく、甘く・・・まるで、ライ様が私を見る時の目の雰囲気によく似ているし。
サーシャは、精一杯の虚勢を張っていたけれど、そのエイリークの眼差しを始めとした、細やかな愛情のおかげで、傷ついた心が少しずつ癒え始めているのを私も感じて、ホッと安堵の息をついた。
それでも、暴挙に対する罪は償わなければならない、という事で、サーシャは、ロドムーンの隣国、クリーグンに開校される、メディカルアカデミー設立の手伝いをする事になった。
これも、ライ様の配慮は勿論の事、サーシャは折角薬草の知識が豊富なのだし、術者としての才能もあるのだから、それを人を殺める為でなく、誰かの助けになる為に役立てるべきだというエイリークの主張のおかげだ。
「僕がしっかり見張っているから、もう二度とサーシャにはそんな真似をさせない」と言うエイリークは、どうやらサーシャの事が好きなのではないだろうか。
だって、サーシャを見る目も、どことなく優しく、甘く・・・まるで、ライ様が私を見る時の目の雰囲気によく似ているし。
サーシャは、精一杯の虚勢を張っていたけれど、そのエイリークの眼差しを始めとした、細やかな愛情のおかげで、傷ついた心が少しずつ癒え始めているのを私も感じて、ホッと安堵の息をついた。