汚れた少女のその先は



普通の人なら慌てて家を飛び出すだろう。



だってかなりの遅刻だし




でも、私にとってはそれが普通になっていた。





1時間授業を受けるのが苦痛で


ずっと座っているのが苦痛で


私は少しでもあの大嫌いな学校で時間を過ごすのを短くするために遅刻をするようになった。




そんな私でも大好きな先生がいた。

それが、初日に出会った瀬田先生だった。



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