恋のお勉強はじめました!〜まずはキスから〜
ほのかは、膝を抱えて泣きじゃくった。

ひどすぎるよ

ひどすぎる

だって、信じてた。

好きだった。

研修でもお勉強でも・・もう、嵐さんのことが好きだった。

「地獄に落ちろー五十川嵐ぃぃぃ・・」

泣きながら呟いた。

iPhoneをゴミ箱に捨てて、ほのかはエレベーターに乗り込んだ。

人が乗ってたけど、そんなことかまわなかった。

私の目から溢れ出る涙は、もう止まることなく

溢れ続けた。
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