不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*
私はその涙を指で拭ってから病室を飛び出し、一回まで面倒だと思い立ち、エレベーターホールの済みにある公衆電話の前に来た。
財布を開けるも、10円がない。
私は公衆電話の横にあるテレホンカードの500円分を1000円で買った。
そして、嬉しさで先走り震える指先で、携帯で番号を確認しながら、授業中でも出るに間違いない雅之に電話した。
ーープルルル〜
百「早く出ろー…!!」
思わず心の声が出る。