不良彼氏と極道彼女【完】*続編公開しました*



私は首を横に振った。



──侑が飛び降りた?



そんな事、信じるわけないじゃん。


…信じたくないし。



中居「百合亜っ!!;;」



百「侑は…侑は…っ…」



言葉が出なくなった。



涙が溢れ出して来た。



中居「侑、待ってるからさ…」



渉に肩を抱かれながら教室を出る。



足が上がらず、摺り足になりながら、私は足を進めた。





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