ホームランを胸に ファースト
でも、俺の前でホントの姿を見せてくれてありがとう。

涼をなだめながら家に送った。

家に帰ると涼香ちゃんが起きてきた。

「こんばんわ~」

「こんばんわ。どうしたの?」

「怖くなっちゃったの。でも、お姉ちゃんいなくてここに来たの。」

涼は妹にも優しいんだ。

「そっか、じゃあお兄ちゃんがいてあげよっか。」

「うん!ありがとっお兄ちゃん!」

涼香ちゃんはとても涼に似ていた。

「涼香ちゃんはお姉ちゃん好き?」
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