許し方がわからなくて
「なぁ、椎。湊のこと許せるか?」

兄達の部屋に戻った私達は、一先ずリビングで落ち着こうとしていた。

私は少し考えてから。

『わからない。好きだと言われても、イトコに負けるような信頼度じゃ一緒にはいれないかも。』

「椎、仕事で明日からホテルのイベントだろ。あれ、三日間あったから、泊まりにしようぜ。少し離れてみて考えたらいい。とりあえず、今からオレの元々のマンション行くぞ。今月まで借りてっから。」

そう、私は今は笑のアシスタントとして、お花屋さんを手伝っている。

これがなかなか楽しくて。

明日からホテルのロビーを、一面バラで飾るお仕事が入っている。

『うん、あとよろしく。壱兄、蜜。』

「おう、ゆっくり考えろ。しっかり湊にはお仕置きしとくから。」

壱兄悪い顔だ。

そうして、私と笑は三日間家をあけることに。

この間、湊くんが死ぬほど一生懸命探してくれるなんて、思いもしなかった。

なんだかんだでほだされて、同居してしまうのは…またずいぶん先の話。


end
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