モテ男の桐谷くんと地獄の罰ゲーム
俺の手料理を食べた相沢は、
「んんん! おいしいー!!」
こんな誰でも作れる料理を、こんなに大袈裟に喜んでくれている。
いつも、ご飯食べる時はテレビをつけるのが日課だけど、相沢がいたらテレビなんてなくても気にならない。
むしろ相沢の笑顔だけで、ご飯何杯でもいける。
もし将来結婚とかしたら、作ってあげるのも良いかも。
それか一緒に作るってのもアリかな、なんて目の前でご飯を頬張る相沢を見ながら、気持ち悪い妄想をしてみる。
………ああー、もう!!
妄想を妄想で終わらせたくねぇ~~!!!
相沢のバカ、早く俺を好きになれ!!