秘密の陰陽師 【壱】




バーーーンと部屋の扉が開いた




私と舜はパッとそちらを見る





そこにいたのは舜のお姉さま




恵美さんだった






やばい…いま私は舜に抱きしめられている





離れようとしたけど力を入れて
舜は離してくれない





「なんだよクソ姉貴
邪魔すんなよ」






だるそうに舜は言った




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