秘密の陰陽師 【壱】
時は過ぎ隆太との約束の日の
1日前まで迫っていた
私は今日から学校に復帰するんだ
いつものように朝起きて学校に行く
教室に入ると突然
ドタドタドタドタドタ
大勢の女子生徒が駆け寄ってきた
「ちょっと一ノ瀬さん!
どういうこと!」
「…え?」
なになになに訳がわからない
「とぼけたって無駄よ!
肝試しの日、あなたが帰ってから
舜様もその日に帰ったのよ!」
「何か繋がりあるの?」
そう言って私は質問責めにあった