秘密の陰陽師 【壱】





「ついた…っ」




はぁ…っ危なかった…



久しぶりに全速力で走ったな…






あたしの存在に気づいた舜がこちらを振り返る







その瞬間彼は驚いた顔をする。
それと同時に不機嫌になる






「お前…眼鏡と髪の毛は?」





「あ…」





忘れてた。あんまりにも急いでたから。







でもなんで不機嫌になる?






「これからは俺以外の前で眼鏡を取らない
髪の毛解かないと約束しろ」





「なんで?」





どうしてそんなこと言うんだろ?






「なんででもだよ。取ってみろ。
その場で犯してやる。」






ひぃっ…こいつはまじだ…




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