愛姫。
「…むら……中村!」
「ひめ~」


先生と竜の声がした。


「あたってるよ」


「へっ?うそ?!あ…」


今は授業中。


てか…私、当てられたの?


普通に爆睡してたかも…。


みんなの視線が痛い…。


「中村、次の問題解いてみろ。今の話を聞いてれば解る問題だぞ。」


解るわけないじゃん。聞いてなかったんだし。


「解りません…」


「はぁ…次はちゃんと聞いとけよ、寝ずにな」


「はぁい」


私は座って横を見た。


「ばーか」


「ッな!?」


ガタッ―…。


あ…やば…立っちゃたよ…。


「なんだ?中村、文句でもあるんかぁ?」


もぉ…最低!!
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