取り戻したい・・愛

✫✫パーティ



海愛は、職場では
新人と言うこともあり
覚えることも多かった

そんな海愛を
陽翔は、溺愛して大事にしていた。

海愛が朝から仕事の日は、
必ず起きて、海愛と一緒に食事をする。
旭もできるだけ
一緒に食事をしていた。

そんなある日

陽翔から
「海愛。今日は会社の関連の
パーティーがあって出席してくる。
親父より、俺の方が良いと言うことで。
会社の秘書兼弁護士の青柳と
行ってくる。
今日は夜勤だろ?朝、迎えに行く」
「うん、わかった。
朝、無理しなくても大丈夫だよ。」
「どうせ、お前がいないと
眠れないから。」
と、言うから
「うふふっ。そうですか」
と、言うと
陽翔に抱き締められて
「マジで、パーティーとか面倒だ。」
と、言うから
「ダメだよ。お仕事でしょう。」
と、言って陽翔を抱き締めた。


私は、陽翔さんを見送り
家の片付けや洗濯をして
病院へ仕事にでた。

病院の先生方も
先輩の看護士さん達も
優しくて、良い人達ばかりだった。

中には、大賀の関係者だと
怖がったり意地悪をいう人も
いるが海愛は気にしなかった。

今までも散々言われて来たから
このくらいは、かわいいくらいだ。

だが······
そんな人は、一週間すると
病院からいなくなっていた。
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