取り戻したい・・愛

✫✫確信


陽子は、陽翔と交代で
海愛に付き添っていた。

「海愛、帰っておいで。
史華、海愛を守って。」

一年、二年と過ぎて行くなか
陽子は、史華の夢をみた。

史華は、ニコニコと笑っていた。
本当に、海愛と・・うり二つだ。

と、笑いがもれた。

ああ、なんだか、
元気でたわ。


**************************


陽翔は、陽子に協力してもらいながら
海愛の介護と海翔の子育てを
していた。

仕事もあるが、親父と青柳が
頑張ってくれていた。

そんなある日
海愛にそっくりな女性が
夢に表れた。

ああ、きっと
海愛のお母さんだ。
と、わかった。

その女性は、
俺に微笑みながら
頭を下げた。



俺は・・・確信した・・・

・・近い内に


海愛が、目覚めると・・・
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