隣の席の瀧くん



「バカですね。

だから言ったじゃないですか、別れた方がいいって」



って、なに公園寄り道してブランコで瀧くんに坂村くんと和の事思いっきり相談してんだよぉぉお!



「てことは、僕と話してても怒られますね」


「今はいないじゃん」


「面倒くさいですね、
一ノ瀬さん疲れないんですか?」


「分からない…

正直そう言われた時はショックだったんだけど、これから好きになったらそんな事平気になるのかなーとか…色々考えちゃってて」



あれやばい、なんか泣きそう。




「….…」


「….…え?」



あたしの前に差し出すチョコレート。


「さっきコンビニで買ったやつです。たくさん買いすぎたのであげます」



瀧くんなりの気遣いかな。



「ありがとう瀧くん」


「いいえ」











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