雨の日は君と。~先輩の香り~《続編》




一つの紙を二人で見るって近いな…

李月君も同じクラスの女子と
そうやって見てるのかな…


少し気になってちらっと後ろを見ると
李月君は椅子の背もたれに寄りかかり
腕を組んでこっちを見下ろしていた


同じ実行委員であろう女子の先輩は
資料を一人で見ている



李月君は私をじっと見ている

というか、睨んでる…?


李月君の方を見ている私に気づいたのか
星野君は「前向いて」と私に言う

あ、ちゃんと話聞かなきゃっ


「ごめんね…」

こそこそっと、星野君に言う





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