BAD & BAD【Ⅱ】
崖から落下したら、下の急流に流されてしまう。
危険すぎる。
安全性はどうしたの、アスレチックコース製作者!
急にレベル上がりすぎっ!
ここを通るには、安定感のない吊り橋しかない。
吊り橋の向こうには、たった今渡りきった凛と弘也の姿があった。
2人とも、あんなところにいたのか!
蔦かロープでワイルドに宙を泳ごうと思ったけど、思ったより道と道の間の幅が広いから無理だ。
吊り橋を渡るしかないか。
恐る恐る吊り橋に一歩踏み入れたら、軋む音がざわついた。
ビクッとして、反射的に足を引っ込める。
これ、大丈夫なの?ギィギィ言ってるよ?
軋んでるだけで、壊れたりしないよね?
「幸珀、待ちやがれー!!」
「やば、桃太郎が迫ってる」
本当は慎重に渡りたいけど、仕方ない。
奥の手を使うか。