俺を好きになってよ。


「っ、誰かー!誰かいないのー!?」

「無駄だよ、凛月。この時間皆ここは通らない」

そっか…ここ、外の体育倉庫だもんね…。
後半の時間になるまで人が来ないってわけか…。


それより、今何時だろう。
私は体操服のポケットにてをつっこみ、携帯を取り出す………










あっ、教室だ……








「よっしー、携帯ある?」

「ごめん、俺も教室だ」



再びおまいがー…

ど、どうする!?凛月!!
考えるのよ!
何とか出られる方法はないの!?

そして、この胸のドキドキはなんなの!

ここが暗いからとか、閉じ込められたからとかじゃない!

私は今!よっしーと!2人っきり!!!






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