俺を好きになってよ。


咄嗟にしゃがんじゃったけど変に思われてないよね…?

「あんな無邪気に笑うんだ…」

やっぱり南のこと知れてないな…。
過去に何かあるように思えないし…。
はっ、ダメだ。

ちゃんと試合を見ることに集中しなくちゃ。

試合は順調に行われていった。
南だけでなく、もちろん、よっしーをかっこよくプレーしてて、麻衣子と2人で観戦楽しんでいた。


「南、やっぱりカッコイイわね〜」

「…!」


この声を聞くまでは。











< 47 / 274 >

この作品をシェア

pagetop