俺を好きになってよ。
そうだった…すっかり忘れてた。
コイツの存在!!
キャラが濃いのに忘れてた!!
それほどよっしーに夢中だったんだ!
っていうか!目の前によっしーいるし!
クラスの子見てるし!!
恥ずかしすぎる!!!
私は南の鳩尾に肘をいれた。
それは、見事にヒットしたようで腹を押さえてしゃがんだ南の首根っこをつまんで廊下まで連れていった。
「アンタねぇ…!人の幸せを邪魔する悪魔か!」
「え、幸せな雰囲気だったのー?」
もっかい鳩尾殴らないのコイツは分からないのか…?
ていうか、私はある疑問をもった。
「フリって、いつまでやるの?」
フリをしてる期間てどのくらいで終わるの?
だって、このままだったら、皆本当に付き合ってるって思っちゃうじゃん!
まぁ、今でもそう思ってますけども。