俺を好きになってよ。
「…っ、はぁ…夢…?」
目を開けるとそこにはお父さんなどいなくて、天井が視界に入った。
夢か…。
凄く汗かいてる…
そばにあった時計を見ると一時をまわっていた。
まだ重たい体をなんとか起こす。
あれ……
「南…?」
そばにいたはずの南がいなかった。
どこ行ったの?
さっきの夢がフラッシュバックする。
南までいなくならないでよ……
「南っ……!」
「りっちゃん、なんかあった!?」