俺を好きになってよ。

廊下からバタバタ走ってくるような音がして、勢いよく扉が開いた。

そのに立っていたのは南だった。



「…どうしたー?」

「っ、そばにいるって…言ったじゃんっ…」

だめだ…私熱あるからおかしいのかも…。

自分に似合わない言葉言ってる。


「あー、今冷えピタ取り替えようと思って!リビング行ってたんだ」

「あ…そうだったの…」


熱出てて良かったかも。





今の私絶対顔赤い。




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