秘密の陰陽師 【弐】




「じゃあ私、下の売店にあるシュークリーム買ってくるね〜
本当に美味しいんだよ!あそこのシュークリーム!」





葵はそう言って嬉しそうに部屋を出る





今でこそこんな風に一緒にいれるが








あの戦いの日






こいつが血だらけで帰ってきた日






俺は心臓が止まるかと思った






もう少しで触れそうだった手







でも触れることができなかった手







俺の前で倒れたこいつは
ぐったりとして息をもしてなかった






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