迷える女に救いの手を



私は根っからの恋愛体質で、常に何かを追いかけていたいタイプである。


自分自身のフットワークの軽さもあり、大学生活は少し軽い男関係を築いてきた。



金崎と別れた後も何人かそういう関係に至ったがしっくりこずにふらふら。





そんな中で就活を迎え、今通う大学からは少し離れた地元への就職を決めた。



北海道が地元の金崎は、地元に帰ることを風の噂で聞いた。
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