~孤独な姫の結末は〜【大幅修正しました。】
『あーあ、紙がもったいない。』





下駄箱の中の紙くずと画鋲を処理していると...





「「きゃぁぁぁぁぁぁ!!!」」





校庭から異常なくらいの叫び声が聞こえてきた。





『......。』





人だかりの中心には、





全国No.1暴走族~雷神~の奴ら。





と、その現姫。





『やっぱり...な...。』





あたしにとって、もう2度と関わりたくない存在。





「あなた、まだいたんですか。」





「早く消えろ。お前見てると吐き気がするんだよ。」





酷い言われようだな。





「ビクビクッ...ぁ...こ...怖いよぉ〜。」





「夢ちゃんが怖がってる!もう夢ちゃんを苦しめないでよ!」





...は?笑わせないでよ。苦しんでるのはどっちだと思う?





...あ、あたしには感情なんてものはないんだ。





喜べない。





怒れない。





哀しめない。





楽しめない。


























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