君が信じてくれたから
そう思い、中庭に行こうと角を曲がった時だった。

ーーードンッ

誰かとぶつかった。

綺「……げっ。」

ぶつかった人物は……現姫、もとい菜子だった。

よりにもよって、最悪の人物。

早くこの場から立ち去らないと危険だと思い、進行方向を変えた。

しかし、それは遅かった。

菜子はニヤリと笑い

ーーーバシッ……ドスン

自分を自ら叩き尻餅をついた。

そして、あろう事か泣き始めた。

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