君が信じてくれたから
司「お前、何したんだよ!」

いや、なーんにもしてませんけど。

菜「あのねっ……ふぇ、綺羅ちゃんがね…姫降りろって言ってきて……私がヤダって言ったら叩いてきて…うぅ。」

聞かれてもいない菜子が答える。

嘘泣きキモ……。

舜「まだ虐めていたんですか?最低ですね。」

え?信じちゃうの?そんな嘘泣きで騙されちゃうわけ?

アホだな。

私もここまで言われて黙ってるような奴じゃない。

綺「……あのさぁ、マジ馬鹿か?」

司「あ゛ぁ?」

ホントに短気だなー。てか、殺気出してるのかもしれないけど、ぜーんぜん怖くないからね?

綺「今の状況考えてから言ったら?私は右手にお茶を持っています。姫が怪我してるのは君たちから見て、左側。……もう言いたい事分かるよね?」
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