君が信じてくれたから

綺「それ、半分手伝うよ。」

男子が持っているダンボールの2つのうち1つを持つ。

男「おぉ、サンキュ。…って新条…。」

お?私だと不満だってか?え?

綺「私です。ごめんね〜、かわいい女の子じゃなくてさ〜。」

男「いや、助かった。…つか、話してみるとお前って良い奴だな。」

…ん?

綺「いや急にどうした?笑」

褒めてもなんもねぇぞ。

男「や、今までお前のこと誤解してたっつか…その悪口言ったりしてごめんな…。」

……

綺「…ふっ…あははははっ!」

男「きゅ、急になんだよ?」

綺「なんか今日はやたら謝罪される日だなーと。…あは…ふっ…。」

我ながら変な笑い方だとは思うがツボにハマって笑いが止まんない。

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