君が信じてくれたから
司「守られている?誰に?」

綺「言えませーん。私がヒントを言ったのは、絶対にわからないと思ったから。舜が本気を出して調べたとしても、ね。」

舜「それは……相当ですね。」

お?自意識過剰発言か?

自分が結構凄いやつだと思ってた?

残ねーん、上には上がいるんですー。

……今の口に出してたら舜、絶対おこだな。

司「ふーん。……わかった。ヒントくれた事には感謝してるけど許した訳じゃねーからな。」

綺「それはお互い様じゃない?」

やってないのにさ。

でも挑発的な言い方したのに殴られなかったからね。

舜「……そうですね。行きましょう、司。」

あれ?今、若干素直だったんだけど。

ま、いっか。

舜が踵を返して教室のドアへ向かう。

司はすぐ後を追わず

司「……もう殴んねーから、お前も菜子のこといじめんなよ。」

司が舜に聞こえない位の小さな声でそう言った。

そして、小さな紙をクラスの皆……と言っても少数だけど、バレないように渡してきた。
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