星降る丘でキミを憶う
いつもの朝のいつものやり取り。
何も変わらない、淡々と過ぎていく日々。
俺は知ってる。
このなんともない日々が、変わらない毎日が、どんなに幸せなことか。
大きな波風が立つことなく平穏無事に流れていく時間がかけがえのないものなんだと、知っている。
シヅキが教えてくれたこと。
シヅキに出会ったから分かったこと。
そう、俺はいま幸せなんだ。
父さんも母さんも、海も空も、誰一人欠けることなく揃っている。