星降る丘でキミを憶う
リビングからは魚の焼けるいい匂いがしている。
俺の姿が見えている。
声が届いている。
俺は幸せだ。
空を起こしてから一番奥の椅子に座って、すでに座っていた父さんにおはようと声をかけて、母さんと海が皿を並べて、一番最後に空が椅子に座って。
「いただきます」
まず始めに味噌汁を啜って、今日は鯵とご飯を一緒に口に入れて、何回かそうした後でまた味噌汁を啜って。
いつもの朝。
何も変わらない俺の大切な日常。