星降る丘でキミを憶う
それにあんなふうにしゃがみこんで空を眺めたりはしない。
目的がこの丘のその人たちは車から降りても立ったままこの丘を見渡して、二言三言言葉を交わすとすぐにきた道を引き返す。
だけど目の前にいる誰かはーいつからそこにいたのかなんて知らないけど、その場にしゃがみこんで空を見上げていた。
引き返そうかと思った。
なんとなく、本当に漠然と、この人の邪魔をしちゃいけない。
そう思った。
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